2023/10/30

メタバースに作品を飾ってみた

 


NFTをしていると、購入した作品はもちろん、作者からプレゼントしてもらえるGiveawayやその他の色々な場面で作品をいただくことがあり、手持ちが増えていきます。

作品自体は自分が気に入っているものですし、ぜひ皆さんに見ていただきたい。
しかしデジタルアートをデジタルのまま飾るのはどうしたら良いのかと思っていましたが、メタバースに自分の空間を持つことが出来るということを知りました。

メタバースにあまり縁のないものと思っていましたが、NFTを始めて身近になった気がします。NFT界隈の方たちは本当に当たり前のように使われていて、しかも配置や装飾のレベルが高い。私は作品を飾るだけで精一杯です・・・。

今回は海外サイトのSpatialと日本のNFTサイトのHEXAが提供するメタバースについて簡単にご紹介します。

Spatial:ウォレットがあれば使えるメタバース

https://www.spatial.io/

openseaなど、世界でメジャーなNFT販売所などで購入したものを飾れる空間を無料で提供してくれるサイトはSpatial というサイトが有名です。自分の部屋を持つ他、メタバース内でゲームや買い物などが出来ます(ゲームなどは私はやったことがありませんが元々はそちらがメインのようです)

仮想通貨を空間代に払うことはなく、アカウントのためにウォレットをつなぐだけでいいのでとても簡単。

これはweb3の醍醐味の一つなのかもしれません。仮想通貨に関わるとデジタルウォレット1つあるだけでほぼ解決できてしまいます。
今までだと1つのサイトに対して1つのアカウントを作ってメアドやアカウントID・パスワードが1つずつ必要で増えていくばかりだったのが、ウォレットがあればどこでもアカウントが作れるのは本当に楽です。(反対に言うとウォレットが流出したら全て終わりですが)

Spatialを使ってみる

ログインしてマイページから自分の部屋を作ることができますが、部屋は1つではなく複数個作れるので、1つは公開ページにして作品を不特定多数に見てもらえるように・1つは非公開にして知り合いだけ招いたり自分だけの空間にする、ということが可能なようです。

空間のイメージは美術館やコテージ?のような場所など無料でも選べる空間があるので好みで選べるのも嬉しいですね。

アバターなども選んだりある程度出来るようですが、こだわりを持つとやはり有料になります。
その他、部屋に飾れる家具や小物、サイトリンクを部屋に装備できる機能などもあり、無料でこれだけ使えるものがあるのはとても便利です。

NFTはもちろん飾れますが、自身のフォルダから画像アップも出来るのでNFTでなくても飾れるようなので、例えば飼っている愛犬の写真を飾ってメタバース上に写真館を作るなど、NFTでなくても飾って美術館のように出来るのも楽しいですね。

経験することはほぼ無いかと思いますが、1つの部屋には50人まで入ることができます。超えるとサーバーが変わるみたいです。

私のSpatial空間はこちら
(ログイン無しでゲストとして入れますので怖がらずに入って大丈夫です。アバターだけ選んで下さい)

https://www.spatial.io/s/RabiHouses-My-Collection-653656386c32f546c6f8d9f0?share=5859875288797554895

便利だけど18歳以以上のみ

spatialは確かに操作はしやすく動きも良いのですが、18歳以上しか使用できません。というより、ウォレットでログインするなら自ずとそうなってしまいます。
Googleアカウントなどでもログインできますがウォレットでログインしないと保有しているNFTはもちろん表示されないのでそれではあまり意味がありません。

おまけ:Spatialはスマホアプリがありますが、アプリを起動すると高確率でスマホが熱を持つのでPCかウェブでの表示を個人的におすすめします・・。

HEXAメタバース:誰でも無料、飾るには住民票がいる

https://nft.hexanft.com/

HEXAはXのアカウントがあれば無料でNFTを売買出来るサイトです。
その中でHEXAメタバースというものを公開しています。

日本のNFTサイトで提供されているのでもちろん日本語で使える、保護者同意があれば13歳以上で誰でも使える安心なHEXAメタバースは、HEXANFTで購入した作品を飾れる空間が使用できます。また、HEXAランドというメタバース上の街に入ることもできます。

ただし、HEXAメタバースは住民票を買うHEXAランドいうメタバースに土地を買う、もしくは偶に一定の条件をクリアすると無料で提供される住民票(メタバースを使うためのページが使えるようになる)を持たないと作品を飾る空間がもらえません。

作品を飾るだけなら無料配布を待つべし

住民票や土地を買うものは実際に日本円でのやり取りになるので注意が必要です。土地などは土地の場所によってはとんでもなくお値段が高かったります。(それだけ人気があるのですが)

空間に土地を持ったりHEXAメタバースでなにかしたいことはなく無料で作品だけ飾りたいだけなら、HEXAのXアカウントで偶に住民票を一定の条件の上で配布することがあるので、それを狙って無料でゲットしたほうが良いかと思います。

https://twitter.com/HEXANFT

HEXAメタバースを使ってみる

作品を飾れる空間ができると、HEXAのメタバースのページから自分用の空間にアクセスできます。

こちらも背景など好きな設定がある程度出来るのでお好みの空間に作品を飾ることができます。アバターの見た目や空間に飾る装飾物などはHEXAでメタバース用としてアイテムが販売されているのでそこから購入することもできます。

こちらはSpatialと違って1つのアカウントに1部屋のみです。飾った後にxで共有して他の方に来てもらうこともできますし、他の方の空間に行くこともできます。

私のHEXAメタバース空間はこちら
(ログイン無しでゲストとして入れますので怖がらずに入って大丈夫です)

https://meta.hexanft.com/users/2lD61a7u6OCvKw/27766/

飾れるのはHEXAで購入したNFTのみ

HEXAは自分の作品を飾れる機能・openseaの作品を飾れる機能など装備されている住民票を持つ一部のユーザー以外は、HEXAで購入した作品のみ展示することができます。PCなどからpngやjpgなどのファイルをアップロードすることはできません。

自分の用途で使い分ける

Spatialは英語なので表示の理解がしにくいけれど、ウォレットに繋げばopenseaの作品が飾れたり、NFTでなくても画像ファイルを飾ることも出来る。また、アバターや装飾などもある程度無料で使うことが出来るので見た目も楽しめます。

HEXAメタバースは日本サイトなので日本語で安心、仮想通貨を通さずXのアカウントのみで使用できるので簡単ですが、空間をもらうのに機会を狙っていないと無料で使うことができません。

ご自分の用途や便利さによって使う用途を変えたり、使うものをチョイスするとよいかと思います。
やはり自分で気に入って所持している作品が美術館のように並ぶと嬉しいですよね。